ジプシースレッドの話

「Bloom's Gypsy Thread」はよく考えられている。ジプシースレッドを実践的な手順で組むとこうなります、
といった感じ。ただちょっとしたギミックを使う。そのおかげでオープニングもエンディングもクリーン。
ただ、クロースアップよりかはサロン向けな気もする。クロースアップにも十分耐えられる角度の強さはあるけど、少なくとも自分はこのマジックをテーブルで演じたいとは思わない。代わりにサロンでやるなら
「The Hindu Thread Trick」よりかはこっちのがいいかな・・・とも思う。
ちなみに「The Hindu Thread Trick」では太い糸は使えない。
「Bloom's Gypsy Thread」は毛糸ぐらいの太い糸でもいける。

「Aberdeen Thread 」
「演技前と演技後は糸の完全改めが可能。なんの準備もされていない糸を使います。
ちぎれた糸は1本1本観客に見せられます。」
ショップの紹介文だけど全部嘘。
何でこんな嘘をつくのか。解説動画を見たら素直に感心する原理と手順なのに。

作品自体は良くできた作品だと思う。でもクロースアップではややきつい気がする。
まず大丈夫だろうけど。

作品を買うと糸が届くのだけどこの糸がちょっとすごい。簡単に切れる。ベクトラスレッドより切れやすいかもしれない。

二つともよい手順なんだけどワールドグレイテストマジックの「ジプシースレッド」で
ダローさんが紹介した「The Hindu Thread Trick」のほうが好き。
手順、効果ともによく考えられていると思う。
ちなみにダローさんは実演、紹介しただけで、考案者はアルベイカー氏だそう。


0 件のコメント :

コメントを投稿