ルービックキューブトリックについて

ルービックキューブを使ったマジックをいくつか見たけど、下記動画は一番効果的に手順を組めていると思う。

レギュラーのルービックキューブを使ったトリックは

①自分で崩したキューブを自分で揃える
または
②他人が崩したキューブを自分で揃える

がほとんど。①の場合は片手で揃える、一瞬で揃える、後ろ手で揃えるなどで不可能性を演出する。
キューブ経験者から見るとそんなに面白い手順ではないけど、観客から見ると十分魔法に見える。
この手順で観客を沸かせている場面を見たことがあるし、自分でも演じたことがある。
(ムッシュピエール氏のワンセコンドキューブ、ふじいあきら氏、谷英樹氏のコラボキューブなどが例)

②の場合観客に混ぜさせる、という時点で不可能性を演出できる。キューブ経験者から見ても面白い。
その場合はどこかでキューブをスイッチする必要がある。キューブはその大きさからスイッチが難しい。
ギャグを挟みながらスイッチする手順をいくつか見たことがあるけど、ギャグの必要性というか、マジックとしての美しさを感じない。

動画の手順は①と②を組み合わせている。流れが美しい。考え方がマジック的。ギャグを挟むけど2段に組んだギャグはうまく機能していると思う。

America's Got Talent 2016 Audition - Steven Brundage Magician Stuns Simon with Rubik's Cube Tricks


こういった動画をみていると思うけどキューブを揃えるのに20秒切れたら色々できるのになぁと思う。
一度に揃えられなくても2回に分けて揃えれば、観客からは10秒で揃えたように見えるはず。


スティーブン・ブランデージ氏がペン&テラーの「Fool Us」に出ていた時の動画。
なにこれ魔法?おそらくキューブはレギュラー。

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