遠巻きに見ている人はどうするればいい?

結論→どうもしなくていい!




うーん・・・

そろそろ俺の出番か?

あ、先輩。この間ストリートマジックでリンキングリングをみてもらってたんですけど、遠巻きに見ていた人が「あれは切れ目があるんだよ!」って大きな声で言ってて。

なるほど

僕も完璧にできていたわけではないんですけど、明らかに切れ目がないところから貫通したり、ダブルリングをうまく使って改めもしてたんです。

その大きな声で言ってた人はそのままどこかに行ってしまったんですけど、また同じようなことがあったらどうすればいいのかわからなくて。

なるほどな。まぁストリートマジックをしているとよくある話だ。今日はそのあたりを説明しようか。


よろしくお願いいます!

その遠巻きに見ていた人は演技の途中からちょっとだけ見て、最後まで見ずに帰ったんだな?


そうです。

そういった人のことを観客未満と俺は呼んでいる。
演者としては今、目の前にいる観客の相手をしているのにちらっと見て冷やかして帰っていく。結論から言うと相手にしなくていい。


え、「一緒に見て下さい」とか「ぜひ近くで」とか声をかけなくていいんですか?

必要ない。もうマジックは始まっているんだし、目の前にいる観客に集中するべきだ。

新規の観客が入るとまたラポールから作らなければいけないしグダグダになりやすい。


ラポールって何ですか?

また別の機会に説明するが観客と演者の信頼関係のことだ。ショーアップと言い換えてもいい。


でも大きな声で種明かしをしているときも対処をしなくていいんですか?
しなくていい。反論したところで何の意味もない。マジシャンはマジックをしてればいいんだ。いいマジックができているなら、冷やかしの種明かしが入っても見ている観客は喜んでくれる。

喜んでくれていないなら、それは冷やかしのせいでは無くてマジシャンの力量の問題だ。
遠巻きに見ている人の冷やかしは止めることはできない。開放環境でのストリートマジックの宿命だ。目の前の観客が喜んでくれたらそれで満点だ。


なるほど・・・次回同じようなことがあっても、目の前のお客さんが喜んでくれるように頑張ります!

頑張れよ!