保護猫日記 初日 死にかけ

子猫が来た経緯

 自宅に知人の小学生が「捨て猫がいた」と黒猫をビニール袋に入れて持ってきました。今考えると「元いた場所に戻しなさい」と言うこともできましたが「とりあえず預かります」と受け取ってしましました。


初日の様子

黒猫は生後数週間程度に見えました。しかし素人目にもこのままでは死んでしまうとわかりました。ほとんど動かず目も開いていない。目が開いていないのは生まれて間もないからではなく病気かけがのせいで開いていないようです。当然ご飯も食べない。風邪をひいているのか目ヤニと鼻水で顔もドロンチョです。


動物病院へ

動物病院に連れていくことにしましたが一体いくらかかるのかが心配でした。経験のないことですので数万円かかるかも・・・とあれこれ考えてしまいました。「○○県○○市 動物病院 保護猫」で検索すると保護猫に限っては安く診療を見ているという動物病院を見つけました。幸い近所でしたので黒猫を連れて動物病院へ。


診察結果

獣医さんに経緯を話して黒猫を診てもらいました。獣医さんは「これは目をすぐに開かないとだめです。癒着してしまう」と言うと黒猫のまぶたを開きました。中から白い液体がドバっと出てきました。まぶたの中が膿んでいたようです。「これを朝昼晩に一回ずつさしてください」と点眼液をもらいました。「ご飯を食べないようですので点滴を打ちます。今晩が山だと思います」


帰宅

黒猫を連れて自宅へ。帰宅途中で子猫用の液状の餌や子猫用のミルクも買ってきました。黒猫はぐったりしたままです。液状の餌を鼻先に出しても反応しません。とにかく栄養を取らせようと思って口を開けさせて口の中に液状の餌をねじ込みます。無理に食べさせると詰まって死んでしまうかもとも思いましたが、その時は食べさせないと死んでしまうと思いました。嫌がりますが口の中に入ったものは何とか食べているようです。ミルクも少しですが飲ませました。今にも死んでしまうのではと怖くて深夜まで子猫を抱いていました。


次の日

次の日の朝、子猫を見ると生きていました。とりあえず山の初日を越えたのでほっとしました。この日も病院に連れて行きました。

二日目に続く。






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