必要なものは?→
・ipodtouch(スマホでも可)
・4極ミニプラグオス-オス
・ワイヤレスマイクロホンシステム
・変換ケーブル 3.5mmミニプラグ to 6.35mm標準プラグ オス-オス
IK Multimedia iLoudについて
IK Multimedia iLoud(以下iLoud)は優れたスピーカーです。屋外大道芸や、屋内100人前後のイベントまでこなせる音量が出ます。
大きさは25cm×15cm×6cm。
バッテリーは10時間駆動。
BGM入力とマイク入力が同時に可能。
値段は3万5000円前後。
ワンマンショーをするマジシャンやジャグラーにとっては3万円台の価格帯では現状(2019年現在)最高のスピーカーです。
しかし使い方がわかりにくい!買えば説明書を見ながら使えばわかるのですが、買う前には海外製品ということもあってか使い方の情報が少ない。商品ホームページを見るとマイク入力とBGM入力が同時にできそうだとはわかるのですが、「シールドを接続」「iRig端子」「AmpliTube、VocaLive」「モバイルデバイス」などよくわからない単語が並んでいまいち要領がつかめません。
iLoudを100%使うために必要なものをまとめました。
ipodtouch
ipodtouchと書きましたがBGMを流すだけならどんな音楽プレイヤーでも構いません。CDプレイヤーでも接続可能です。しかしマイク入力をするためにはipodtouchもしくはスマホなどのアプリがダウンロードできるオーディオデバイスが必要です。
4極ミニプラグオス-オス
聞きなれない言葉ですが、写真で見てもらえればわかると思います。
金属部分が4つにわかれているものが4極です。3極でも接続はできますが4極でなければマイク、BGMを同時接続した時にiLoudが認識しないのです。
ワイヤレスマイクロホンシステム
マイク入力をするために必要です。バッテリー駆動のワイアレスマイクシステムは選択肢が多いですが、ノイズ、接続不良が多いため2万円以下の値段帯は避けるべきです。高価格帯は優れた機器が多いですが、コストパフォーマンスを重視するならAzudenのワイアレスマイクがおすすめです。
変換ケーブル 3.5mmミニプラグ to 6.35mm標準プラグ オス-オス
片方がステレオミニプラグ、片方がマイク端子の変換ケーブルです。こちらの端子は3極でかまいません。
接続方法は4通り
ipodtouchをBluetoothで接続する。ケーブルもいらず便利な接続方法です。BGMのみの出力ならこの方法がおすすめ。
ipodtouchをミニプラグ有線で接続する。Bluetooth接続と比較するとバッテリーの消耗が少ない、遅延が少ない、音質が良いなどの利点はあります。
ipodtouchをBluetoothで接続し、ワイアレスマイクシステムをミニプラグ有線で接続する。こちらの方法は後で記載する方法と違いアプリなど必要なくBGM入力、マイク入力ができます。
ipodtouchをミニプラグ有線で接続し、ワイアレスマイクシステムを変換ケーブル 3.5mmミニプラグ to 6.35mm標準プラグ有線で接続する。この方法は上記の方法に比べて音質が良くなり、音量もより大きな音まで出せるようになります。
ただし、いくつか注意点があります。
ipodtouchとiLoudの接続には4極ミニプラグを使うこと。(ワイアレスマイクシステムとiLoudは変換ケーブル 3.5mmミニプラグ to 6.35mm標準プラグ オス-オスで接続)
ipodtouchには音楽アプリ「VocaLive」が入っていることです。
VocaLiveはapplestoreで無料でダウンロードできます。VocaLiveを起動して上図のように接続するとワイアレスマイク、ipodtouchをiLoudが認識します。音楽プレイヤーはバックグラウンドで同時に起動できます。
いかがでしたでしょうか。私の周りにはiLoudを買ったはいいけどマイクが認識されない!という人もいました。私自身も購入するまではiLoudがどのような仕様なのかいまいちわかりませんでした。
購入を考えられている方はご参考にしてください
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